小売店向け補助金 完全ガイド 2026年度|POSレジ・冷蔵ショーケース・キャッシュレス端末・セルフレジ・EC構築で使える 4 制度
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この記事のまとめ
小売店の用途別マップ: 冷蔵ショーケース・冷凍ストッカー(公募要領の対象経費例に『衛生向上や省スペース化のためのショーケース』『生産販売拡大のための冷凍冷蔵庫』が明記)・棚什器・陳列棚は『持続化〈一般型/創業型〉機械装置等費』または『ものづくり 高付加価値化枠 機械装置・システム構築費』。店舗改装・バリアフリー化工事は『販路開拓』の必然性があれば持続化で計上可(単なる修繕・リフォーム、住宅兼店舗の住宅部分は対象外)。看板・チラシ・店頭サイネージは『持続化 広報費』、HP・ネットショップ(EC)・SNS 広告は『持続化 ウェブサイト関連費』(補助金交付申請額の 1/4・最大 50 万円が上限・単独申請不可)。POS レジ・キャッシュレス決済端末・セルフレジ・在庫管理 SaaS は『デジタル化・AI 導入』の登録 IT ツール(通常枠はソフトウェアのみ、インボイス枠ならレジ・券売機・PC・タブレット等のハードも一部対象、50 万円部分は補助率 3/4 以内)。持続化の機械装置等費では PC・タブレット・WEB カメラ等の汎用品は対象外で、レジ・決済端末のハードはデジタル化・AI 導入で組み立てるのが基本。防犯カメラ・電子棚札のように公募要領に対象例の記載がない設備は『販路開拓につながる必然性』を示せるかが分かれ目で、最終判断は公募要領・事務局で確認する。
小売店(個人事業主・小規模事業者)が活用できる国の主要 4 制度を、陳列・保冷什器の入れ替え/店舗改装・レイアウト変更/レジ・キャッシュレス・省人化/集客・EC 構築 の 4 シーン別にマッピングしたガイドです。各制度の細かい要件・対象経費・締切は、 表内のリンク先の個別記事および公式サイトでご確認ください。 「小売 POS レジ 補助金」「冷蔵ショーケース 補助金」「キャッシュレス端末 補助金」などで探している設備購入検討層に向けて、 どの経費区分で組み立てられるかを公募要領に書かれている範囲で整理しています。
小売店向け 国の主要 4 制度の横断比較
数値は本記事公開時点での各制度の最新公募回(持続化〈一般型〉第 19 回 / 持続化〈創業型〉第 3 回 / ものづくり 第 23 次 / デジタル化・AI 導入 2026 年度)を起点としています。 公募回ごとに改定される可能性があるため、申請前に必ず各個別記事および公式サイトで最新情報をご確認ください。
| 制度 | 補助上限額 | 補助率 | 対象 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 持続化〈一般型〉 | 50 万円(特例満額で最大 250 万円) | 2/3(賃金引上げ特例のうち赤字事業者は 3/4) | 小規模事業者全般 | 看板・チラシ・HP・ネットショップ・店舗整備など販路開拓向けの入口 |
| 持続化〈創業型〉 | 200 万円(インボイス特例 +50 万 = 最大 250 万円) | 2/3 | 創業 1 年以内 + 特定創業支援等事業の利用 | 新規開業時の什器・冷蔵ショーケース・内装にまとまった金額 |
| ものづくり補助金 | 高付加価値化枠 750〜2,500 万円 / グローバル枠 3,000 万円 | 中小 1/2、小規模企業・小規模事業者及び再生事業者 2/3 | 小規模・中小企業(個人事業主含む) | 革新的な設備・新業態(無人店舗・新サービス売場)への大型投資向け |
| デジタル化・AI 導入補助金 | 通常枠 5 万〜450 万円(枠別に変動・複数者連携 3,000 万円) | 1/2 以内(最低賃金近傍の事業者は 2/3 以内・インボイス枠は 3/4 以内、インボイス枠の小規模事業者は 4/5 以内) | 個人事業主・小規模・中小企業 | POS・在庫管理・受発注 SaaS、インボイス枠ならレジ・券売機・タブレット・キャッシュレス端末も一部対象 |
シーン別 1: 陳列・保冷什器の入れ替え・新設
冷蔵ショーケース・冷凍ストッカー・棚什器・陳列棚・レジ台・冷蔵オープンケースなどの設備は、原則として以下の経費区分に振り分けて申請します。
- 持続化〈一般型/創業型〉の機械装置等費: 補助事業の遂行に必要な機械装置等の購入。 公募要領では対象となる経費例として「衛生向上や省スペース化のためのショーケース」「生産販売拡大のための鍋・オーブン・冷凍冷蔵庫」が挙げられており、冷蔵ショーケース・冷凍ストッカーはこの考え方で計上できます。 ただし「単なる取替え更新であって新たな販路開拓につながらない機械装置等」は補助対象外で、新たな品揃え・売場づくり・新サービス提供などの必然性が必要。 単価 50 万円(税抜)以上は処分制限財産に該当し、補助事業終了後も処分が制限される。 1 件あたり 100 万円(税込)超の機械装置等の購入は、価格妥当性確認のため2 者以上の見積取得が必須。 中古品は購入単価 50 万円(税抜)未満かつ条件を満たす場合のみ対象(金額に関わらず 2 者以上の見積が必要・修理費用は対象外)。 なおパソコン・タブレット端末・WEB カメラ・PC 周辺機器・家庭用電気機械器具・その他汎用性が高く目的外使用になりえるものは対象外の経費例に明記されている点に注意。
- ものづくり補助金〈製品・サービス高付加価値化枠〉の機械装置・システム構築費: 革新的な新製品・新サービス開発を伴う設備投資が対象。既存の製品・サービスの生産等のプロセスについて改善・向上を図る事業は補助対象外で、革新的な新製品・新サービス開発を伴う投資であることが前提。 補助上限額は従業員数規模別に 750 万円(1〜5 人)/1,000 万円(6〜20 人)/1,500 万円(21〜50 人)/2,500 万円(51 人以上)の 4 段階で、補助下限額は 100 万円。 小規模企業・小規模事業者及び再生事業者は補助率 2/3 が適用される。
実務面では、新規開業や新業態への転換時には創業型(補助上限 200 万円)を、 革新的設備への大型投資ならものづくり補助金を、 既存店の販路開拓に伴う部分的な設備入替は一般型を、という棲み分けが現実的です。 「冷蔵ショーケース 補助金」「陳列棚 補助金」「什器 補助金」で検索しても単独の専用制度はなく、これら汎用制度の機械装置等費として組み立てるのが基本です。
シーン別 2: 店舗改装・レイアウト変更
小売店の改装は、目的が「販路開拓」であることが補助対象判定の出発点です。 持続化補助金では「店舗改装・バリアフリー化工事」が対象となる経費例として挙げられていますが、 「単なる店舗の修繕・リフォーム」ではなく、動線改善による回転率向上・売場拡張による品揃え強化・バリアフリー化による客層拡大・新サービス専用スペースの設置など、 改装後にどのような販路開拓・売上拡大につながるかを事業計画書で具体的に説明する必要があります。
- 持続化〈一般型/創業型〉の機械装置等費・委託・外注費: 改装に伴う什器・設備の購入は機械装置等費、 内装工事の外部発注分は委託・外注費が中心。 店舗改装において 50 万円(税抜)以上の外注工事を行う場合等は「処分制限財産」に該当する点に注意。住宅兼店舗の改装工事における住宅部分の解体・改装は対象外。
- 創業初期で大規模な内装投資が必要な場合は〈創業型〉が有利: 補助上限 200 万円(インボイス特例適用で 250 万円)、補助率 2/3。 ただし「公募締切時から起算して過去 1 か年」の期間内に、特定創業支援等事業の支援を受けた日と開業日(設立年月日)の両方が含まれていることが要件。
シーン別 3: レジ・キャッシュレス・省人化(POS・決済端末・セルフレジ・在庫管理)
POS レジ・キャッシュレス決済端末・セルフレジ・在庫管理 SaaS などは、原則としてデジタル化・AI 導入補助金で組み立てます。持続化補助金の機械装置等費では「パソコン・タブレット端末・WEB カメラ・その他汎用性が高く目的外使用になりえるもの」が対象外の経費例に明記されているため、レジ・決済端末などのハードウェアを持続化で申請するのは難しいケースが多い点に注意してください。
- デジタル化・AI 導入補助金(決済プロセス): 公募要領のプロセス定義に「決済(POS レジ、券売機システム、多通貨対応)」が含まれます。通常枠はソフトウェアのみが対象でハードウェア部分は対象外(ソフトとハードが一体で切り分け困難な場合も対象外)。 通常枠は補助率 1/2 以内(最低賃金近傍の事業者は 2/3 以内)、補助額 5 〜 150 万円未満(1 プロセス以上)/150 〜 450 万円以下(4 プロセス以上)です。
- インボイス枠(インボイス対応類型)ならハードも一部対象: PC・タブレット・レジ・券売機等のハードウェアも一部補助対象になり、 50 万円部分は補助率 3/4 以内(小規模事業者は 4/5 以内)が適用されます。 キャッシュレス決済端末・セルフレジも決済プロセスに位置づけられますが、ソフトとハードの切り分けや対象範囲は登録 IT ツールごとに異なるため、 対象 IT ツール検索と公募要領で必ず確認してください。
- 在庫管理・受発注 SaaS: 公募要領のプロセス一覧では「供給・在庫・物流」のカテゴリに「ロケーション管理、入出庫管理、実地棚卸管理、検品受入、在庫分析、在庫基準」などが、 「決済・債権債務・資金回収」のカテゴリに売上請求管理などが定義されています。事務局に登録された IT ツールが対象です。
シーン別 4: 集客・販路拡大(看板・チラシ・店頭サイネージ・HP・ネットショップ)
集客に関する経費は、持続化補助金の広報費とウェブサイト関連費、 あるいはデジタル化・AI 導入補助金の対象 IT ツールに振り分けます。
- 持続化補助金 広報費: チラシ・カタログの外注、看板作成・設置、新聞・雑誌等への商品・サービスの広告、 街頭ビジョンやデジタルサイネージ広告(屋外広告の掲載料)、販促品(商品・サービスの宣伝広告が掲載されている場合のみ)が対象。 一方で「商品・サービスの宣伝広告を目的としない看板・会社案内パンフレットの作成・求人広告」は対象外、 「補助事業期間外の広告の掲載や配布物の配布」「フランチャイズ本部の作製する広告物の購入」も対象外。
- 持続化補助金 ウェブサイト関連費: 販路開拓等を行うためのウェブサイトやネットショップ(EC)、システム(オフライン含む)等の開発・構築・更新・改修。 ホームページ・ランディングページ作成、インターネット広告・バナー広告、SNS 広告・運用代行費、電子パンフレット作成などが含まれる。 ただしウェブサイト関連費は補助金交付申請額の 1/4(最大 50 万円)が上限で、 ウェブサイト関連費だけでの申請はできない(他の経費区分との併用が必要)。 50 万円(税抜)以上の費用で作成・更新する場合、当該ウェブサイトは「処分制限財産」に該当する。
- ネットショップ(EC)構築をメインに考える場合: ウェブサイト関連費の上限・単独申請不可の制約や、 デジタル化・AI 導入補助金の EC カート・受注管理 SaaS の使い分け、特定商取引法表示・在庫商品の購入費が対象外になる点などは、EC事業者向け補助金ガイドで詳しく整理しています。実店舗 + ネット販売の両輪で考える小売店はこちらも併せてご確認ください。
- デジタル化・AI 導入補助金(顧客対応・販売支援): 公募要領のプロセス定義「顧客対応・販売支援」には CRM(顧客購買履歴及び対応履歴の全社共有・顧客分析・販促・アフターケア機能)が含まれ、これらに対応した事務局登録 IT ツールが対象。 会員ポイント管理など個別の機能が対象 IT ツールに含まれるかは、事務局の対象 IT ツール検索で確認する。 レジ・決済・在庫と連携したデータ活用で、労働生産性の向上につながる業務効率化の観点から事業計画を組み立てることが重要です。
小売店ならではの注意点
- 防犯カメラ・万引き防止機器は公募要領に対象例の記載がない: 本記事で扱う 4 制度の公募要領には、防犯カメラそのものを対象経費例として挙げる記載は確認できない。 持続化補助金の機械装置等費は「通常の事業活動のための費用」「単なる取替え更新であって新たな販路開拓につながらない機械装置等」「その他汎用性が高く目的外使用になりえるもの」を対象外と明記しており、防犯・セキュリティ目的単体の設備は「販路開拓」との結びつきを説明しにくく対象と判断されにくい可能性がある。 無人・省人化店舗の運営や新しい売場づくりの一部として組み立てられるかが分かれ目で、本記事では公募要領に記載のない設備を補助対象と断定しない。導入検討時は公募要領と事務局確認で対象可否を判断する。
- 電子棚札のように明示の記載がない機器は登録 IT ツールとの一体性が分かれ目: 価格・在庫表示の自動化機能として登録 IT ツールの機能と一体で評価されるかどうかで対象可否が変わりうる。 対象 IT ツール検索と公募要領で対象範囲を確認し、推測で「対象」と決めつけない。
- 販売する商品の仕入れ・在庫の購入費は対象外: 持続化補助金では「販売している商品の仕入」は補助対象外。 補助金で販売用の在庫を仕入れることはできず、対象になるのは販路開拓のための設備・改装・広報・IT 導入などの投資。 販路開拓に伴う新商品の試作品・包装パッケージの試作開発の原材料費は、サンプルとして使用する必要最小限の範囲で対象になり得るが、判断は公募要領と事務局確認が必要。
- 取扱商品により必要な許認可・届出が異なる: 持続化補助金は業種・取扱商品に応じて営業に必要な許認可・届出関係の証拠書類の写しを求められる場合がある (例: 酒類のネット販売は通信販売酒類小売業免許、中古品販売は古物商許可、食品の取扱いは食品衛生法に基づく営業許可証もしくは届出書の写し)。 自店の取扱商品で求められる書類は公式の「応募時提出資料一覧」「参考様式」で必ず確認する。本記事では公募要領に記載のない書類を必須と断定しない。
小売店経営者の補助金申請フロー
どの制度でも基本の流れは「事前準備 → 申請 → 採択 → 交付申請 → 交付決定 → 事業実施 → 実績報告 → 入金」の 8 段階。採択 = 補助金確定ではなく、交付決定通知を受ける前の発注・契約・支払いは原則として補助対象外になる点だけは全制度共通の最重要ポイントです。
ステップ 1: 目的を 1 文で書く
「何のために、どんな経費に、いくら投資したいか」を 1 文で言語化。陳列・保冷什器の入れ替え / 店舗改装 / レジ・キャッシュレス・省人化 / 集客・EC 構築 のどれが軸かで候補制度が変わる。
ステップ 2: 必要な許認可・届出の写しを確認(取扱商品により異なる)
持続化補助金は業種・取扱商品に応じて営業に必要な許認可・届出関係の証拠書類の写しが必要書類になりえる(例: 酒類のネット販売は通信販売酒類小売業免許、中古品販売は古物商許可、食品の取扱いは食品衛生法に基づく営業許可証もしくは届出書の写し)。自店の取扱商品で求められる書類は公式の応募時提出資料一覧で確認し、発行・更新に時間がかかるため早めに最新化しておく。
ステップ 3: 比較表で候補制度を 2 つに絞る
本記事の比較表で補助上限・補助率・対象経費を確認。自店の売上規模・創業年数・投資額で候補が決まる。レジ・決済端末・SaaS はデジタル化・AI 導入、什器・改装は持続化、と経費区分で整理する。
ステップ 4: gBizID プライム取得
国の補助金(持続化/ものづくり/デジタル化・AI 導入)は jGrants 電子申請のため gBizID プライムが必須。発行に数週間程度かかる場合があるため早めに申請する。
ステップ 5: 商工会議所・商工会へ事業支援計画書の発行依頼(持続化系)
持続化補助金(一般型・創業型)は事業支援計画書(様式 4)が必要書類。発行受付締切は申請受付締切より前に設定されているため、最新の公募回スケジュールを公式サイトで確認し、早期に経営指導員へ相談する。
ステップ 6: 事業計画書を作成・提出
『販路開拓(持続化)』『革新的サービス開発(ものづくり)』『労働生産性の向上(デジタル化・AI 導入)』のいずれの軸でも、誰に・何を・どう届けるかと、投資 → 売上拡大の数値ストーリーが採否を分ける。単なる設備更新やリフォームの理由付けでは弱い。
ステップ 7: 採択 → 交付申請 → 交付決定後に発注
採択 = 補助金確定ではない。交付申請 → 交付決定通知を受けてから初めて発注・契約・支払いが補助対象になる。交付決定前の先行手配は補助対象外(最も多い失敗パターン)。
ステップ 8: 事業実施 → 実績報告 → 入金
補助事業期間内に実施し、領収書・請求書・成果物を整理して実績報告。事務局承認後に精算払いされる。所要期間は制度・公募回ごとに異なるため、各個別記事および公式サイトで最新情報を確認する。
つまずきやすいポイント
- 「単なる取替え更新」は対象外: 老朽化した冷蔵ショーケース・棚什器の同等品への入れ替えだけでは補助対象にならない。 新たな品揃え・新サービス提供・販路拡大の必然性を事業計画書でストーリーとして示す。
- レジ・決済端末のハードは持続化では対象になりにくい: PC・タブレット・汎用機器は持続化機械装置等費の対象外例に明記。 POS・キャッシュレス端末・セルフレジは原則デジタル化・AI 導入補助金(インボイス枠でハード一部対象)で組み立てる。
- ウェブサイト関連費は単独申請不可・上限あり: 補助金交付申請額の 1/4(最大 50 万円)が上限で、他の経費区分との併用が必要。 ネットショップ・HP リニューアルだけで申請しようとすると要件を満たさない。
- 商品の仕入れ・在庫購入はそもそも対象外: 補助金で販売用在庫を仕入れることはできない。対象は販路開拓のための設備・改装・広報・IT 投資。
- 商工会議所・商工会の様式 4 発行に時間がかかる: 持続化補助金(一般型・創業型)の必須書類「事業支援計画書(様式 4)」は経営指導員のヒアリング後に発行されるため、申請受付締切より前に発行依頼の締切が設定されている。 最新の公募回スケジュールを公式サイトで確認し、早期に相談予約を取る。
本サイトからできること
本サイトの無料アプリ(iOS / Android、準備中)では、本記事で扱う 4 制度を含む主要補助金の新規公募開始・締切 3 週間前・1 週間前・前日にスマホへプッシュ通知をお届けする予定です。 業種・地域フィルタで小売店経営者に関係する補助金だけを通知に絞ることもできます。
よくある質問
小売店の経営者が使いやすい補助金はどれですか?
目的別に選ぶのが現実的です。販路開拓のための店舗整備・看板・チラシ・HP・ネットショップ制作なら『小規模事業者持続化補助金〈一般型〉』が補助上限 50 万円・補助率 2/3 で入口になりやすい制度。創業 1 年以内 + 特定創業支援等事業の利用済みなら『〈創業型〉』が補助上限 200 万円で有利です。冷蔵ショーケースの総入れ替えや新業態への大型投資なら『ものづくり補助金』の高付加価値化枠が 750 〜 2,500 万円。POS レジ・キャッシュレス決済端末・セルフレジ・在庫管理 SaaS など IT ツール導入なら『デジタル化・AI 導入補助金』が候補になります。詳細は本記事の比較表と各個別記事でご確認ください。
冷蔵ショーケース・冷凍ストッカー・棚什器・陳列棚などの設備は補助対象になりますか?
持続化補助金〈一般型・創業型〉の『機械装置等費』、ものづくり補助金の『機械装置・システム構築費』が該当する経費区分です。持続化補助金の公募要領では対象となる経費例として『衛生向上や省スペース化のためのショーケース』『生産販売拡大のための鍋・オーブン・冷凍冷蔵庫』が明記されており、冷蔵ショーケース・冷凍ストッカーはこの考え方に沿って計上できます。ただし持続化・ものづくり共通で『単なる取替え更新の機械装置等の購入は補助対象外』とされており、販路開拓・新商品開発・新サービスの提供といった必然性を事業計画書で示す必要があります。棚什器・陳列棚も同じ機械装置等費の枠ですが、老朽什器の同等品への入れ替えだけでは対象になりにくく、新たな品揃え・売場づくりによる販路開拓につなげることが重要です。また持続化補助金では単価 50 万円(税抜)以上の機械装置等の購入は『処分制限財産』に該当し、1 件あたり 100 万円(税込)超の購入は価格妥当性の確認のため 2 者以上の見積取得が必須です。
POS レジ・キャッシュレス決済端末・セルフレジは補助対象になりますか?
これらは原則として『デジタル化・AI 導入補助金』で組み立てます。注意したいのは、持続化補助金の機械装置等費では『パソコン・タブレット端末・WEB カメラ・その他汎用性が高く目的外使用になりえるもの』が対象外の経費例に明記されている点で、レジや決済端末のハードウェアを持続化の機械装置等費として申請するのは難しいケースが多いです。デジタル化・AI 導入補助金では公募要領のプロセス定義に『決済(POS レジ、券売機システム、多通貨対応)』が含まれます。通常枠はソフトウェアのみが対象でハードウェア部分は対象外ですが、『インボイス枠(インボイス対応類型)』を使えば PC・タブレット・レジ・券売機等のハードウェアも一部補助対象になり、50 万円部分は補助率 3/4 以内(小規模事業者は 4/5 以内)が適用されます。セルフレジも決済プロセスに位置づけられますが、ソフトとハードの切り分けや対象範囲は登録 IT ツールごとに異なるため、対象 IT ツール検索と公募要領で必ずご確認ください。
店舗改装・レイアウト変更はどの制度で使えますか?
持続化補助金〈一般型・創業型〉では『店舗改装・バリアフリー化工事』が対象となる経費例として挙げられていますが、目的が『販路開拓』であることが必須です。『単なる店舗の修繕・リフォーム』は対象外で、動線改善による回転率向上、売場拡張による品揃え強化、バリアフリー化による客層拡大など、改装後にどのような販路開拓につながるかを事業計画書で具体的に説明する必要があります。なお店舗改装において 50 万円(税抜)以上の外注工事を行う場合等は『処分制限財産』に該当します。住宅兼店舗の改装工事における住宅部分の解体・改装は対象外です。創業初期でまとまった内装投資が必要なら〈創業型〉が補助上限 200 万円(インボイス特例適用で 250 万円)・補助率 2/3 で有利です。
看板・チラシ・Web サイト・ネットショップ(EC)の費用は?
持続化補助金の『広報費』(チラシ・カタログの外注、看板作成・設置、新聞・雑誌等の広告、街頭ビジョン/デジタルサイネージ広告など)と『ウェブサイト関連費』(HP・ネットショップ制作、システム開発・構築・更新、ネット広告・バナー広告、SNS 広告・運用代行費)が中心です。ただしウェブサイト関連費は補助金交付申請額の 1/4(最大 50 万円)が上限で、ウェブサイト関連費だけでは申請できません(他の経費区分との併用が必要)。広報費では『販促品(商品・サービスの宣伝広告が掲載されている場合のみ)』は対象になりますが、宣伝広告がない販促品や会社案内パンフレット・求人広告は対象外です。ネットショップ(EC)構築をメインに考える場合は、EC 事業者向けの個別ガイド記事も併せてご確認ください。
在庫管理・受発注のシステム(SaaS)は対象になりますか?
デジタル化・AI 導入補助金の対象 IT ツールとして事務局に登録されたソフトウェア・クラウドサービスが該当します。公募要領のプロセス一覧では『供給・在庫・物流』のカテゴリに『ロケーション管理、入出庫管理、実地棚卸管理、検品受入、在庫分析、在庫基準』などが、『決済・債権債務・資金回収』のカテゴリに決済や売上請求管理などが定義されています。通常枠は補助率 1/2 以内(最低賃金近傍の事業者は 2/3 以内)、補助額 5 〜 150 万円未満(1 プロセス以上)/150 〜 450 万円以下(4 プロセス以上)です。電子棚札のように公募要領に明示の記載がない機器は、価格・在庫表示の自動化など登録 IT ツールの機能と一体で評価されるかが分かれ目になるため、対象 IT ツール検索と公募要領で対象範囲をご確認ください。
防犯カメラ・万引き防止機器は補助対象になりますか?
本記事で扱う 4 制度の公募要領には、防犯カメラそのものを対象経費例として挙げる記載は確認できません。持続化補助金の機械装置等費では『通常の事業活動のための費用』『単なる取替え更新であって新たな販路開拓につながらない機械装置等』『その他汎用性が高く目的外使用になりえるもの』が対象外と明記されており、防犯・セキュリティ目的単体の設備は『販路開拓』との結びつきを説明しにくいため、対象と判断されにくい可能性があります。無人・省人化店舗の運営や新しい売場づくりなど、販路開拓・新サービス提供の一部として組み立てられるかが分かれ目です。本記事では公募要領に記載のない設備を補助対象と断定することは避けています。導入を検討する場合は、必ず公募要領と事務局への確認で対象可否を判断してください。
仕入れた商品・在庫の購入費は補助対象になりますか?
持続化補助金では『販売している商品の仕入』は補助対象外です。小売店が誤解しやすい点ですが、補助金で販売用の商品在庫を仕入れることはできません。補助の対象になるのは、あくまで販路開拓のための設備・改装・広報・IT 導入などの投資です(販路開拓に伴う新商品の試作品・包装パッケージの試作開発の原材料費などは、サンプルとして使用する必要最小限の範囲で対象になり得ますが、判断は公募要領と事務局確認が必要です)。材料費・光熱費そのものへの直接補助も対象外で、時限的に自治体が実施する事業継続支援金などは常時稼働する補助金ではないため、本サイトの補助金アラートアプリ(準備中)または各自治体公式サイトで最新の公募情報をご確認ください。
この補助金の締切通知を受け取りたい方へ
締切 3 週間前・1 週間前・前日にスマホへプッシュ通知するモバイルアプリを準備中です。アプリ公開時にお知らせするほか、記事更新通知も配信予定です。下のフォームからご登録ください。
最新の公募回は 公式サイトでご確認ください。
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